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「福井のしあわせな291のこと」

122 こしひかり「田んぼの天使」 名前に込められた願い

2017.09.01

こしひかり「田んぼの天使」 名前に込められた願い

こしひかり「田んぼの天使」は農薬や化学肥料を一切使わず、手間ひまをかけて一粒一粒大切に育てられたお米です。
美しい水田から自然がよみがえり、その水が川を流れてきれいにし、さらには美しい海になってほしい。
すべての生物に愛を降りそそぐ田んぼの天使のようなお米になれたら・・・そんな生産者の想いが込められています。

■子供から大人まで、みんなが夢中になる田んぼ?

「田んぼの天使」は農薬、化学肥料、除草剤を使わずに育てられ、厳しい基準と言われるJAS有機栽培米として、認定されています。
ゆっくり発酵熟成された有機肥料には環境をきれいにする効果があり、「田んぼの天使」を栽培する水田にはメダカが住み、夏にはたくさんのホタルが見られるそうです。
夜になるとほのかな光を放つホタルがあちこちに見られる田んぼ、想像するだけで魅力的ですね。

毎年夏には地元の子供たちにさまざまな生き物と触れ合ってもらうことを目的に、田んぼで生き物観察会を開催しています。中には絶滅の危機にさらされている生き物などもたくさんいるのだそう。
有機栽培のお米は除草剤や農薬を使わないため、雑草をまめに刈ったり害虫の駆除をしなくてはならないなど、収穫までにはたくさんの労力が必要となりますが、この「田んぼの天使」の水田は生き物の手助けを受け、田んぼの持っている本来の生産力を引き出しています。
自然の恩恵をたくさん受けて作られていることが分かりますね。

■こしひかりの産みの親は実は福井県だった!

「田んぼの天使」の銘柄はこしひかりです。
こしひかりというと=新潟、というイメージが強いですが実は産みの親は福井県であることをご存じでしたか?
美味しいお米は朝晩の気温差が大きいことがお米本来の甘さを引き出す大切な要素なのだそうです。
「田んぼの天使」を栽培しているのは越前町。越前町は土と炎と緑のふるさとと言われ、陶芸と豊かな自然で知られています。鉄分などのミネラルがたっぷり含まれた肥沃な土と小高い山から湧き出る冷たい山清水がもちもちとした弾力と旨みのあるお米を生み出しているのですね!

■どんな料理とも相性の良いオールマイティな脇役

「田んぼの天使」の特徴は、もっちりとした食感とふっくらとした柔らかさ、そして何よりも手間ひまをかけて生まれるお米本来の持つ甘みです。
どの要素もバランスよく、どんなおかずとも相性がよいというのがうれしいですね。
ごはんは毎日食べるもの。
だからこそおかずを引き立てる最高の脇役であってほしいものです。
炊き立ての「田んぼの天使」は、お米が一粒一粒立っており、きらきらと輝く宝石のようです。

またお米の旨みをシンプルに味わえるかなとお味噌のおにぎりを作ってみました。
今年の冬に仕込んだ手前味噌と一緒に。味噌に負けないくらいお米の風味が楽しめます。

越前町では子供たちに食べてもらいたいと小中学校や保育園などにこの「田んぼの天使」を届けているそうです。
お米作りから環境を変えたい、次の世代の子供たちに安全なお米を届けたい。
作り手の愛情がたっぷり詰まった「田んぼの天使」、一口で胸がいっぱいになりました。

(ペンネーム marinko519)