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136 伝統の味をベースにした滋味「黒胡麻みそ」を使いこなそう!

2017.10.02

伝統の味をベースにした滋味「黒胡麻みそ」を使いこなそう!

かせや味噌は、福井県越前市にある明治15年創業の味噌蔵。杵と臼を使うという昔ながらの方法で仕込み、木樽で1年もの時間をかけて自然発酵、熟成させて造る“浮味噌”の醸造元として知られています。
この浮味噌を使った甘味噌のひとつが「黒胡麻みそ」です。見かけはいたって地味ながら、味わいは滋味そのものの「黒胡麻みそ」の美味しい味わい方をご紹介したいと思います。

■添加物が入っていないので安心して味わえるのがうれしい

「黒胡麻みそ」の原材料は、浮味噌、三温糖、黒胡麻、酒のみ。余分な添加物が使われていないので安心してたっぷり味わうことができます。

スプーンですくってみると、茶色と黒が混ざった微妙な色合いで、黒胡麻がたくさん入っていることがよくわかります。
まずはそのまま味わってみましょう。胡麻と味噌の両方の香りが鮮やかに生きています。そして、胡麻のまろやか効果で味噌の塩辛さはそれほど感じません。しかも後口にしつこい甘さが残ったりすることも皆無です。

■定番は和え物、炒め物、田楽。どれに使っても二重丸

ラベルには「和え物・炒め物・田楽にどうぞ」と書かれていたのでそれぞれ作ってみました。
●胡麻よごし風に野菜を和えるのも、豆腐と混ぜてあえごろもを作ってもおいしかったです。
●豚バラとピーマンを炒めて黒胡麻みそで味をつけたら、ご飯がすすむおかずになりました。
●茄子やこんにゃくの田楽にもよく合いましたが、個人的には焼き豆腐、じゃがいもに添えたのがヒットでした。

■オイルや酒でのばしてみるのもおすすめ

「黒胡麻みそ」は、もろきゅうのようにそのまま野菜に添えてももちろんおいしいのですが、オイルや酒でのばすと味わいの幅が広がります。

例えば、ワインに合う一品にしたい時にはオリーブオイルや赤ワインでのばすのがおすすめ。写真はオリーブオイルでのばしたディップソースです。
また、ごま油で伸ばすとアジアンテイストのソースになりますし、日本酒や焼酎でのばしたものは焼いた肉や魚介類に相性がよかったです。

■ご飯に合うなら麺にも合う?これ大正解!

熱々ご飯にのせても抜群の「黒胡麻みそ」は、麺類にもよく合います。
パスタソース的に使うもよし、ラーメンの隠し味に使うもよし。ざるうどんのつけだれに溶いてみたらコクがでて好評でした。

写真はそうめんを「黒胡麻みそ」で和えたもの。そうめん1束につき小さじ2~3杯くらい使っています。色合いもなかなか美しく、濃いめの味にすると酒肴としてもぴったりでした!

■多彩な味わい方ができるので常備しておくと便利

最初はこの色なので使い方は難しいかな?と思っていた「黒胡麻みそ」ですが、実際は上に書いたほかにも、白玉団子に添えたり、オムレツにかけたり、本当に様々な使い方ができました。
これは常備しておくと食卓が豊かになることまちがいなしの1瓶です。

(ペンネーム まつもとようこ)