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「福井のしあわせな291のこと」

144 語らいの酒 黒龍酒造「九頭龍 逸品」

2017.10.02

語らいの酒 黒龍酒造「九頭龍 逸品」

福井県吉田郡永平寺町にある黒龍酒造株式会社の創業は1804年頃です。初代蔵元、石田屋仁左衛門から手造りの日本酒にこだわりを持ち、今もなおその伝統を受け継いでいます。町内を流れる「九頭龍川」には福井県内の山の雪解け水が流れ込み、鮎なども生息するほど美しいとされています。福井の自然が育んだ、日本酒「九頭龍 逸品」のご紹介です。

■ハレの日の気配をかすかにまとう「九頭龍 逸品」

「ハレとケ」とは「非日常と日常」「儀礼や祭り、年中行事と普段の日常の生活」などを表していると言われます。日常の「ケ」を大切に生きることで「ハレ」を迎えることができ、繰り返される普通の幸せも特別な幸せもどちらも尊んできました。
昔、清酒は「ハレ」の日に飲まれていたものでしたが酒造所の技術の進歩で今では日常でも飲まれるようになりました。国産酒造好適米100%を使用し、選び抜かれた上質の米を丁寧に磨き上げて作られた「九頭龍 逸品」は日常を壊さない程度の「非日常」感を堪能出来るまさに逸品です。

■混ぜるだけ!「九頭龍 逸品」カクテル

ワインボトルの様なスタイリッシュさと、昔ながらの日本酒らしさを感じさせる720mlのボトルは「斬新さと伝統」を感じるデザインです。飲み飽きしない柔らかな味わいと爽やかな飲み口です。燗にしてよし、常温でよし、冷やしてよしとオールマイティーな飲み心地です。
今回はカクテルのご紹介です。「九頭龍 逸品」+トマトジュース、+ライムジュース、+オレンジ、+ジンジャーエールなどなど色々楽しめそうです。日本酒が苦手という方に是非試していただきたいです。他の素材の邪魔をしない、むしろ、お互いの良いところを高め合える力を持っている「九頭龍 逸品」の懐の深さを感じます。

■「九頭龍 逸品」で簡単アレンジレシピ「トライフル」

「トライフル」とはイギリスのデザートでスポンジケーキやフルーツなど器の中で層状に重ねたものです。今回はカステラで簡単アレンジ「トライフル」のご紹介です。

<作り方>
1.用意しておいた水切りヨーグルトに砂糖を加えよく混ぜる(キッチンペーパーなどを敷いたザルで、一晩ヨーグルトを水切りする)
2.お好きなフルーツなどをカットする(飾り用は別にとっておく)
3.カステラの両面に「九頭龍 逸品」をハケなどで塗り、容器に敷き詰める
4.1を3に塗り伸ばし、2を並べ1と3と容器の上まで層になるように繰り返し敷き詰める
5.最上段に1を塗り伸ばしたら、飾り用のフルーツを並べて完成(冷蔵庫に1~2時間置くと味が馴染みます)

穏やかな風味の「九頭龍 逸品」が水切りヨーグルトの爽快感とフルーツと良く合います。お酒を飲んだ後のデザートとしてもオススメです。

どんなに美味しい日本酒を造っても実際に飲んでもらえなればその素晴らしさは伝わりません。黒龍酒造ではポットのお湯で簡単にお燗がつけられる商品や日本酒をより手軽に楽しむことが出来るように計算されたグラスの開発なども手がけています。今後も日本酒の新たな広がりを模索し続けて行ってくれることでしょう。

(ペンネーム 原 祐希)