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「福井のしあわせな291のこと」

162 米又の「そば粉かりんとう」

2017.11.01

米又の「そば粉かりんとう」

福井県福井市にある有限会社米又さんは1974年に設立しました。長年継承される伝統の技法で熟練の職人がひとつひとつ手作りにこだわり、丹精込めて福井県の逸品を作り続けています。独自の製法で炊き上げるおかゆやこだわりの葛粉を使用する胡麻豆腐、福井県産のそば粉を使用した越前そばなどを製造販売しています。今回は大本山永平寺御用達の称号をも受けた米又さんの「そば粉かりんとう」のご紹介です。

■かりんとうとは

かりんとうとは小麦粉を砂糖、水、イーストや食塩などを合わせて棒状にしたものを、油で揚げたもので、(また砂糖などで作った蜜を絡めてから乾燥させるものもある)和菓子のうちのひとつとも言われています。
起源については諸説あり、奈良時代に遣唐使によってもたらされたとも言われています。古代では上流階級のみが口にできる高級品でしたが現在では庶民の味としても親しまれています。
東北地方などでは円盤状、短冊状のかりんとうなどがあり、関東と関西では食感の硬さの違いがあるとも言われ、地域によってもバリエーションが様々です。

■なんでもOK!野菜もそば粉もかりんとう

現在では様々な種類のかりんとうが販売されています。野菜やフルーツを使用したものや砂糖、黒糖のみならず抹茶、ココナッツ、紅茶などなど多種多様なフレーバーがあります。
今回ご紹介する米又さんの「そば粉かりんとう」は砂糖と小麦粉、そば粉を使用してシンプルに作られています。表面には白い砂糖の蜜がたっぷりとかけられています。細く、一口サイズの長さはご年配やお子様にも食べやすいと思います。香ばしくて素朴な味わいで、固すぎず、柔らかすぎず、程よくカリッとした食感です。

■焼酎にもアイスクリームにも「そば粉かりんとう」

家族団欒のひとときにぴったりの「そば粉かりんとう」ですが、合う飲み物はお茶だけではないんです。焼酎のおつまみにもその香ばしさがよく合います。蕎麦焼酎などのお供にいかがでしょうか?
また、ビニール袋などに「そば粉かりんとう」を入れ綿棒などで細かく砕き、アイスクリームと混ぜて「そば粉かりんとうアイス」もオススメです。今回はバニラと抹茶味で試してみました。ザクザクの「そば粉かりんとう」とアイスクリームのクリーミーさの相反する食感が楽しめます。そのまま食べても良いですし、今回は市販のプチどら焼きにも挟んでみました。ちょっとした一手間でいつもと違った味わいになりますね。

そば粉にはビタミン、ミネラル、ルチン、たんぱく質、食物繊維など様々な栄養素を豊富に含んでいます。スーパーフードとしても注目されるそば粉を手軽にかりんとうとして食べられるのは嬉しいですね。是非一度お試しください。

(ペンネーム 原 祐希)