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「福井のしあわせな291のこと」

183 朝倉製菓のむかし懐かしい菓子「豆玉」

2017.12.01

朝倉製菓のむかし懐かしい菓子「豆玉」

福井県越前市(旧武生市・今立町)にある朝倉製菓さんは明治19年創業、約130年の歴史を持つ老舗菓子店です。大阪で修行を積んだ初代が始めました。古くから越前に伝わるお菓子(駄菓子)などを製造販売しています。大豆や黒砂糖きな粉、ゴマなど体に優しい食材を使用して昔ながらの懐かしい味を守り続けています。今回は朝倉製菓「豆玉」のご紹介です。

■愛され続ける朝倉製菓

朝倉製菓さんでは今でもほとんどを手作りで製造され、工場見学等も受け付けて公開しているそうです。40年以上も製造販売されているロングセラー商品もあり、地元の方々に愛され続けています。昔ながらの製法を大切にし、健康に配慮して原料を選び、手作りで心を込めて作り続けている朝倉製菓さんの真摯な姿勢が商品にあらわれているからではないでしょうか。
「豆玉」の原料は水飴、黒砂糖(国産)、大豆(国産)を使用して作られています。ひと袋約130gで約2cmの丸い飴がおよそ20粒入っています。ひとつの飴の中に大豆が4~5粒とたっぷりと入っていて存在感があります。

■まるで宝石?!ビー玉?!のような「豆玉」

まるで宝石ような、ビー玉のようなべっ甲色に輝いて見えます。ひとつひとつ形も色も違い表情があり手作りの良さを感じます。黒砂糖は口の中に残らないさっぱりとした甘みです。中に入っている大豆の香ばしさがより一層、後味を爽やかにしてくれます。
見ただけで、食べただけで懐かしいあの頃を思い出すことができる、昔ながらの素朴なお菓子にはそんな力があるように思います。みなさんはどんなお菓子にどんな思い出があるでしょうか?懐かしい味とともに思い出話しに花を咲かせるのもまた充実したひととき、そんな時間の過ごし方も後世に残っていって欲しいなと思います。

■「豆玉」を可愛くラッピング!

ちょっとしたプレゼントやお土産に使えるラッピングを作ってみました。市販の小さな透明ビニール袋にレースペーパーや折り紙、和紙などを入れて「豆玉」を入れれば簡単に出来上がりです。ハート型や花型に切ったりしてもいいですね。子ども達と一緒に作っても楽しめそうです。
今回は以前にご紹介した#006越前和紙「久兵衛セット」のMEMO PADを使っています。ホワイトデーなどのお返しに、可愛いのにちょっと渋くてインパクト大!メッセージなども添えて心に残る素敵なプレゼントにいかがでしょうか。

最近では「豆玉」のような昔ながらの素朴なお菓子を「むかし菓子」などと呼び、注目されているようです。おじいさんやおばあさんも食べた懐かしいお菓子を現代の人々にも伝え、残り続けていって欲しいと思います。

(ペンネーム 原 祐希)