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275 こだわりの酒粕に漬け込んだ優しい味わいの「黒瓜粕漬」

2018.05.02

こだわりの酒粕に漬け込んだ優しい味わいの「黒瓜粕漬」

瓜の粕漬けは奈良漬の名称でおなじみですが、こちらの材料は福井県坂井市の三里浜砂丘で栽培された「黒瓜」。三里浜産の黒瓜は、皮も肉質も柔らかく甘みがあるのが特徴なのだそう。

この福井特産の黒瓜を、“あわら温泉女将の会”が酒米の田植えから関わって創った純米吟醸酒「女将」の酒粕を使って漬け込んだのが「黒瓜粕漬」なのです。

普通の瓜の粕漬けとは一線を画する「黒瓜粕漬」ならではの魅力をご紹介したいと思います。

■吟味された調味粕が黒瓜の味わいをよりひきだします

紙パックの中には真空パックの粕漬が1舟。切り分けて味わいます。
「黒瓜」という名前からもっと黒い色を想像していましたが、どちらかといえば薄めのべっ甲色です。

瓜の周りについている純米吟醸酒の酒粕に砂糖やみりんを加えた調味粕は洗い流さずそのまま一緒に食べてもいいとのこと、試しに調味粕だけ少し舐めてみたらとてもまろやかな甘さでした。

■しなやかな食感と優しい甘さはご飯にも酒にも相性良し

瓜の皮が柔らかく身の部分がなめらかなので、個人的には、普通の奈良漬けより少し薄めに切り分けて、よりしなやかに味わうのが好みです。

ご飯に合わせるならしなやかさを生かしてご飯を巻き込んで食べるのもおすすめです。
そしてこの「黒瓜粕漬」は、お酒にも好相性で、日本酒のほか洋酒にもよく合うんですよ。
できれば純米大吟醸「女将」と合わせて楽しんでみたいですね……。

■「黒瓜粕漬」は料理素材としても一級品!

ちょっと贅沢に「黒瓜粕漬」を料理に使ってみました。
黒瓜粕漬の甘さが豚肉のうまみを増幅し、酒粕とセロリの風味が合わさることで華やかに香り立つ炒め物です。

■豚肉の黒瓜粕漬風味

1豚肉(バラや小間切れ。脂身が多めのところ)を少量のごま油で炒める。
2.豚肉に火が通ったら醤油で軽く味付けし、薄切りにした黒瓜粕漬を加えて混ぜる。
3.仕上げにセロリを加えて炒める。味をみて足りなければ塩を加える。

■ほかにもおいしいアレンジが可能

・薄切りにしてクリームチーズに巻く。
・あられ切りにしてサラダのトッピングに。
・刻んでドレッシングに加えたり、マヨネーズに加えてタルタルソース風に。
・アイスクリームに混ぜたり、ゼリーに加えたり。

など、「黒瓜粕漬」はそのまま味わう他にもいろいろなアレンジができます。

下の写真はクリームチーズに刻んだ黒瓜粕漬を混ぜ込んだオードブルです。

■あわら温泉のおみやげにもおすすめの「黒瓜粕漬」

「黒瓜粕漬」を製造しているのは、三里浜特産のらっきょう漬で知られる三里浜特産農業協同組合。福井の農産物の特徴を生かして加工する卓抜した技術と、あわら温泉女将の会が心を込めた純米吟醸酒「女将」との出会いから生まれたのが「黒瓜粕漬」なのです。
名湯・あわら温泉を訪れた時にはぜひおみやげにしたい逸品です。

(ペンネーム まつもとようこ)